大学での手続き – REGISTRATION at RCA –

今日は大学への登録日
こちらでは”REGISTRATION PROGRAMME”と呼ばれていました。

事前に渡されていた書類にはセキュリティーカードの手続きと新入生手続きとしか書かれていなかったので
具体的にどんなの手続きをするのかもさっぱりわからないまま
とりあえず必要そうな、書類を持って向かいました。(面倒臭かったので大学への確認は特にせず…笑)

登録に必要なもの

  • パスポート
  • 大学からの受け入れ証(イギリスの大学システムの関係で2枚渡されます。)
  • ロンドンでの住所のメモ
  • (クレジットカード)※正規留学の場合は必要です。

専攻によって日付も時間もずらされているのですが、
何と登録日だけで全6日程、博士も含めて27専攻あるのですが(大学院大学なので学部はありません。)
1日あたりだいたい4~5専攻さばいていく感じでした。

確か REGISTRARION/ Fee Pay Credit / Scholarship の3つのブースに分かれていて奥には学生証発行のブースが作られていました。こちらではターム(学期)ごとに授業料支払いを大学で行うみたいですね。
クレジットカードの読み取り機が事務机の上に何台か置かれていました、日本ではあまり見慣れない光景でしたね。

僕の専攻は11時からの受付だったんですが、余裕持って30分前には到着していたので、しばらくソファに座ってぼーっと新入生たちを眺めていると、上級生らしき白人の男性が寄ってきました。

どうやら新入生に配り物をしているみたい、「君はペインティングする?」と聞かれて
袋をチラッと見てみると絵の具チューブが一本入ってました、僕は特に普段絵の具では描かないのですが
せっかくなのでもらっておくことに

「コーヒー1杯無料のチケットもついてるから、飲みに来てね!」

「ありがとう、後で行くよー」と返して袋をよく見てみると、鉛筆と謎のキーホルダーまでついてました
いたせりつくせりか!笑

オイルペインティングのチューブでしたが、記念に取っておきましょうかね

そんなやり取りをしていると、もうそろそろ11時になる頃だったので、列に並ぶことに
並んでいると、後ろから「ねぇ、あなた韓国人?」と声かけられました。

振り返ってみるとめちゃ不安そうにしている女の子が…。
残念ながらと言うのも変なので(あまりの不安げな顔に言いそうになったけど笑)
とりあえず「日本人だよ…」と返すと、一瞬フリーズしてましたが、持ち直して「ジュエリーの学生?」と聞いてきました。

どうやら、僕が所属するContemporary Art Practice の登録が11時からで、その前がジュエリーだったようで、ギリギリに来た彼女は間に合ってんだか、不安だったようです。でも残念ながら僕は違う専攻なので事実を伝えるしかありません…。「Contemporary Art Practiceだよ」と伝えると、そんな専攻聞いたこともなかったのか、首を傾げられる…。(専攻数多いですしね。)

途方に暮れられても僕にもどうしようもないよ!「僕が早めに並んでただけだし、そんな厳密じゃないだろうから大丈夫でしょ」と言おうと頭で英作してたら、近くの白人の女の子が「私ジュエリーよ」と声かけてました、「あぁよかった!よろしくね」「よろしく!」と立ち止まって会話が始まったので、僕は列に戻りました。

多国籍な環境だとこんなことはよくあるんだろうなぁと思いながら、伝える相手もいないのにさっきやり損ねた英作文の続きを練習がてら考えているうちに、僕の順番が回ってきました。

登録のブースだけで3つくらいの窓口があって、次々に裁かれていくんですが、担当者によって結構話し方や発音も全然違う。ちゃんと聞き取れるか不安になってきて、とりあえず優しそうなお姉さんがいるあそこの窓口に当たらないかなぁとか日和ってると、そのお姉さんがいる窓口に呼ばれました。ラッキー!
そんで「交換留学生なんですが…」と伝えると、

「あぁ!TOMOね!RCAにようこそ!会えて嬉しいわ。私が留学担当でメールでやりとりしてたMariaよ!」

たまたまそのお姉さんが留学担当のマリアさんでした。
なんでか昔から、こういうとこでの人との出会いみたいな引きは強いんですよねぇ。ありがたい。

とんとん拍子に話は進んで、「彼は大学のプログラムの交換できてて特殊だから私がやるわ」ともう一人いた窓口の男性に伝えてマンツーマンで手続きに入りました。他の人とはちょっと種類の違う1ペラの紙を渡されて「必要事項書いて!その間あなたのパスポートのコピーとらせてもらえるかしら?心配しないで!持ってかないからちゃんと返すわ」とまくしたてるように言ってコピーを取りに去って行きました。

 

 

書き終わる頃に戻ってきて、「次はあっちに行ってIDカードをもらってきて!他に何かわからない事や質問があったら、大学のことだけじゃなくて、ロンドンでの生活のことでもなんでも聞いてね!」と姉御肌な感じでめちゃ親切な方でした。

取りあえず最低限は聞き取れたので、一安心してIDカードのブースへ
登録がスムーズに済むように事前に顔写真の提出を求められていたのですが、送ったはずなのに届いていなかったみたいでその場で写真撮られました、そしてその場で発行、早い!

基本的には大学の受け入れ証と名前を伝えるだけで、特にそれ以外のやりとりは無く

やりとりしたことといえば

書類書くときに「緊急登録先は日本でも大丈夫?」と聞いたりとか
写真撮るときに「もうちょっと右に寄ってくれ」て言われたりとか、シンプルなものばかり

まぁ特に聞き取れなかった単語やフレーズも無く、登録はつつがなく終了しました。

最後にカードをもらってコーヒーでも飲みに行こうかと思っていたら、せわしなく動き回っているマリアさんとばったり会って「特に問題なかった?」と言いてもらえたので、ちょっと質問してみることに

「僕の専攻のスケジュールってメールとかに特に情報なかったんだけど、どこで知れますか?」と

「届いてない?じゃあ、Batterseaの校舎に行ってみて!専攻のオフィスがあるから、そこに担当の先生がいるはずよ。」と言ってもらえたので、3つあるうちのテムズ川沿いに位置する校舎に移動することに

「大学前からシャトルバスが出てるから利用するといいわ!」と最後までめちゃ親切なマリアさんでした。

 

京都で芸術大学の院生をやっています。 2018年の秋から3ヶ月の超短期でロンドンの芸大RCAに交換留学中なので 活動記録を残していきたいと思いブログを始めました。 学校での情報だけでなく生活や観光に関する記事も書いていく予定ですので、よろしくお願い致します。

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